花魁風の振袖はナシ?人気の理由と評判を調べました。

数年前から見かけるようになった花魁風の振袖スタイル。
今までに無い肩を出すセクシーな振袖姿に、ネット上では賛否が分かれています。
その花魁振袖について、なぜ魅力的に見えるのかを分析してみました。

花魁のこと、ご存知ですか?


花魁のWikipediaには次のように書かれています。

花魁(おいらん)は、吉原遊廓の遊女で位の高い者のことをいう。
現代の高級娼婦、高級愛人などにあたる。18世紀中頃、吉原の禿(かむろ)や新造などの妹分が姉女郎を「おいらん」と呼んだことから転じて上位の吉原遊女を指す言葉となった。

つまり、今で言う風俗嬢なのですが、全く同じというわけではありません。
花魁は遊女の中でも美貌と教養を兼ね備えていることが条件です。公家や大名などの上流階級(今でいう政治家や議員さん)しか相手にせず、しかも彼らに媚びるようなことはしません。今の風俗嬢には無い、気高さを持っているのが花魁なんです。

花魁風はどうしてダメなの?その背景も探ってみました

普通の振袖は純朴で、真面目で、やや堅苦しさを感じさせる気姿です。未婚の女性の正装なので、そのように見えることがむしろ正しいです。
一方、花魁振袖は大胆かつセクシーな着こなしをします。不真面目さや、色っぽさを醸し出すので、ヤンキー系の女子に人気が出るのも分かります。

見た目以外にも、花魁という背景も印象に影響を与えています。
今でいう風俗嬢の姿なので、世間一般からの評判は非常に低いです。しかし、よく考えてみると本当にその評価は正しいのか、という疑問も出てきます。

遊郭にいる女性の多くは、田舎の貧しい家庭に生まれ、遊郭に売られた悲劇的な生い立ちをしています。
そんな中で、女性が自分ひとりの力で這い上がり、上流階級の男性と対等に渡り合っていたのが花魁です。まだ女性の地位がとても低い時代に、です。女性だったら、この気高さや精神力に少なからず尊敬の念を持つのでは無いでしょうか?

今でこそ女性は男性と対応の地位となり、社会でも多くの女性が活躍しています。
そんな現代において、体を売っていたからといって花魁を悪いイメージで見てしまうことに、強い違和感を感じてしまいます。

結局、花魁風の振袖はどうなの?

結論から言うと、好きにするのが一番いいです。

確かに世間的な評判は悪いです。
でも、成人式は人生で一度しかありません。そのような場で、人の目を気にして好きでも無い振袖を着るなら、テンションアゲアゲで花魁風の振袖を着こなしてみた方が記憶に残ると思いませんか?

それに、友達数人と花魁風になれば、周りの目なんか全く気になりません。
気高く生きた花魁のように、自分をしっかり持っていれば格好は関係ありませんよ。

最近では花魁風の振袖をレンタルすることもできるので、記念に着てみるのも面白そうですね。

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